
どこよりも日本語診療能力調査の対策をしっかりやってくれるのがメックだったので選びました。
海外医学部卒業生コース
焼津市立総合病院
黄川 辰巳 先生
デブレツェン大学卒(ハンガリー)
自己紹介
- Q
- 出身大学、卒業の時期・帰国の時期を教えてください。
- A
-
ハンガリー国立デブレツェン大学出身。
卒業は2023年12月、帰国は2024年1月です。
- Q
- 今後の目標や将来の夢を教えてください。
- A
-
はっきりとは決まってないんですが、神経内科がいいなと思っています。
- Q
- 神経内科を志望するきっかけを教えてください。
- A
-
覚えることが多いので大変は大変なんですが、勉強していて一番楽しかったのが理由ですね。病変とか脳梗塞とか、どこがダメになるとどこが動かせなくなるみたいなロジックを知れるのがおもしろかったです。
メック入会の決め手
- Q
- 予備校を検討し始めた時期は?
- A
-
2023年の10月、11月くらいですね。
- Q
- 周囲の方も予備校を検討されていましたか?
- A
-
あまり詳しくはないのですが、6月に卒業した人たちは他社のプログラムに行く方もいました。12月卒業の日本人がちょうど3人くらいいて、内1人は独学でやるって言っていましたね。もう一人とどうするか話していたところ、やっぱり独学よりも管理をしてもらえる予備校のほうがよさそうだよね、という話にはなりました。
- Q
- メックを知ったきっかけですか?
- A
-
4、5年生の時に卒業生から聞いたり、海外事務局(HMU)から教材や模試の案内が来たりしたので、メックも他社予備校についても現役の頃から知っていました。
- Q
- メックに入会を決めた理由、魅力と感じた部分について教えてください。
- A
-
どこの予備校よりも日本語診療能力調査の対策をしっかりやってくれるのがメックだった、ということが大きいです。在校生と卒業生から対策内容を聞いて「良いな」と思っていたので、わりと序盤でもうメックだけに絞って入会を決めていました。
メックに入会して良かったこと
- Q
- 日本語診療能力調査対策について良かったことを教えてください。
- A
-
僕自身が日本で実習や研修をしたことがなかったので、問診とかカルテの書き方とかが0の状態で始まったのが不安だったんですよね。でも個別指導では「ソープ形式ってなんですか?」みたいに、本当に基礎から気兼ねなく質問できたのでとても良かったです。
- Q
- 医師国家試験対策について良かったことを教えてください。
- A
-
日本語診療能力調査が9月にあった関係で、国試対策は他の学生と比べてどうしても遅れる部分があったんですが、L.Iが親身になってスケジュールを管理してくれたのですごく有難かったです。
- Q
- 実際にカリキュラムの遅れはどれくらいありましたか?
- A
-
正直、マイナーと公衆衛生はがっつり遅れていて結構大変でした。
講義をメインでがんばるのか、問題演習をメインでがんばるのかなど、月1回はL.Iに進捗確認をしていただいていましたね。
マッチング・その他
- Q
- マッチングはいつ頃から動き始めましたか?病院見学には行きましたか?
- A
-
7月中旬に第一希望の病院だけ見学に行きました。
- Q
- 1病院だけに絞った理由を教えてください。
- A
-
カリキュラムの遅れもあったので、勉強を優先したくて1病院だけにました。もしアンマッチになったら2次は動かず3次で動くことにして、とにかく勉強に集中しようと思っていました。
結局アンマッチになって3次募集で動くことになったので、病院が決まっていないという不安や焦りが多かれ少なかれありました。今思えば、マッチングに対してちょっと考えが甘かったなと感じています。
- Q
- 海外と日本の国試の違いや、それに伴う学習方法の違いはありましたか?
- A
-
まずは何よりも言語が違うのが大変でした。
感じ方には個人差はあると思いますが、海外は病気にフォーカスすることが多いんですよね。病態とか原因、リスクファクターとかを聞かれることが多かったので、日本の国試みたいに“患者さんの情報が出て答える”という流れは慣れていなかったです。なので、臨床問題とか総論が特に難しかったですね。
病気のことを詰め込んで病気の説明をする、という勉強をメインでやってきたので、幅広い知識を求められる勉強は苦戦しました。
- Q
- 克服するためにどのように勉強しましたか?
- A
-
ひたすら問題演習を繰り返しました。日本の問題に対して考え方とか思考回路を鍛えなければいけないと思ったので。
メックのプログラムを含めてですが、11~12月は1日100問ペース、直前期は1日200問ペースで解いていましたね。
- Q
- メックに入会する前に、日本の医師国家試験の対策はしていましたか?
- A
-
そうですね。一応他社の教材で大学の授業のタイミングと合わせて動画の視聴はしていました。ただ全部は終わらなかったです。メジャーは終わらせていたんですが、産婦小児は手つかずでしたね。
海外にいる間に割と勉強したと思っていた科目でも、メックで講義を受けてみると抜けている知識が多いな、と感じました。なので、正直国試対策はメックの講義を0から受けた、という感じでした。
- Q
- 日本語の講義は特に抵抗はなかったですか?
- A
-
高校までは日本にいたので、そこは大丈夫でした。
でもハンガリー限定かもしれないですが、検査の値の単位とか数字が違っていたのでその辺を覚えなおすのがちょっと大変でしたね。そんなに多くはなかったのでしいて言うなら、くらいですが。
日本語の病名を覚えなおすのはそこまで大変ではなかったです。日本人でも海外の教材オンリーという人もいましたけど、僕は「病みえ」とか日本の教材も使って学習していたので。
入会を迷っている後輩への
メッセージ
海外医学部卒の方はどうしても日本の国試のことはわからないことも多いと思いますが、一人で学習するのはお勧めしません。
メックなら同じ目標をもつ仲間とL.Iと一緒に学習を進められる環境があるので、すごく良いと思います。