《2026年度版》予備校メック流
医学生のためのオススメ勉強法はコレだ!
第57回 5年生・6年生必読 模試の結果を国試につなげる成績表の見方と復習法
2026.09.30

医学生の皆さまこんにちは!
医師国家試験対策予備校メック大阪校のラーニングインストラクター(L.I)「L.I Nisshy」です!
いよいよ2026年も残り約3カ月です。6年生の皆さん、『夏メック模試』の受験はお済みでしょうか。
『夏メック模試』は、毎年医師国家試験を受験する1万人のうち、約半数が受けているメジャーな模試です。
そんなメック模試をはじめとした各模試で大切なポイントは、結果に一喜一憂することではなく、成績を分析して “自分の弱点をあぶり出し、復習で克服する”ことです。
そこで今回は、模試後に確認したい成績表の見方と、結果を踏まえた復習方法をご紹介します。
※本記事では、公開時期に合わせて『夏メック模試』を例に挙げていますが、『春メック模試』『冬メック模試』『5年生メック模試』『CBTメック模試』にも応用できます。
夏メック模試を受験された方の成績確認はこちら → MEC Net.
※ご自身の模試の成績を見ながらご確認ください。
すでに模試を受験した方はもちろん、これから受験する方も、ぜひ参考にしてみてください。
第57回 5年生・6年生必読 模試の結果を国試につなげる成績表の見方と復習法
◆各項目で模試の成績表を見返そう
今回の勉強法コラムでは、「項目」で押さえたい箇所にフォーカスして紹介します。
さらに、各項目を「CHECK POINT」と「分析」の2つの観点から読み解きます。試験本番までの弱点克服に活かしてください。
「項目」は以下の5点です。
項目一覧
① 順位・偏差値/総合成績
② 正答率が高い問題
③ 系統別成績
④ 科目別誤答数
⑤ 問題内容別・ブロック別
・CHECK POINT
各項目の点数で、特に気にして見るべきポイントと見方を紹介します。
・分析
項目によって、分析しておきたい部分があればピックアップします。
項目1 順位・偏差値/総合成績
まずは、「順位・偏差値」と「総合成績」から、全体の中での自分の立ち位置を確認しましょう。
・順位と判定

CHECK POINT
全国順位・学内順位を確認し、自分が受験者全体や学内でどの位置にいるかを把握します。
判定だけを見て終わらせず、「全国では何位なのか」「学内では何位なのか」まで確認することが、成績分析の第一歩です。
・総合成績

CHECK POINT
「総合成績」では、自分の得点率と全国平均得点率・学内平均得点率との差を確認しましょう。
分析
「総論」「各論」の成績の伸び悩みはないか
「総論」で誤答が多い場合は、暗記不足の可能性があります。一方、「各論」で得点が伸びていない場合は、覚えた知識を問題に応用する思考力を磨く余地があります。
一般問題・臨床問題の得点率も確認
「総論」「各論」では、それぞれの一般問題と臨床問題の得点率も確認しましょう。自分の得点率と平均得点率を比べ、平均を下回る問題区分がないか確認してください。
臨床問題の得点率が極端に低い場合は、疾患を十分にイメージできないまま知識の暗記に偏っていたり、問題演習が不足していたりする可能性があります。問題演習に取り組み、自分のノートや教材も読み返しながら、バランスよく復習しましょう。
「必修問題」は得点率80%以上を目指そう
必修問題は80%以上が合格基準です。直近の第120回医師国家試験では、必修問題の合格基準が160点以上/200点とされました。基準に届いていない場合は、一般問題と臨床問題のどちらに課題があるかを確認してください。
必修問題では、臨床問題(臨床実地問題)が1問3点と配点が大きいため、取りこぼしには注意が必要です。
項目2 正答率が高い問題

CHECK POINT
総論・各論で正答率60%以上の問題を確実に正解できているでしょうか。
分析
「正答率が高い問題」は落とさないのが鉄則
総論・各論では、正答率60%以上の問題は、85%以上の得点を目指したいところです。
第120回医師国家試験では、総論・各論300問のうち、正答率75%以上の問題が約76%を占めていました(メック調べ)。
正答率の高い問題で誤答があった場合は、その問題の見直しを優先しましょう。MEC Net.の国試過去問演習【無料】を利用し、正答率80%以上の問題を誤答せずに解けるか確認するのもオススメです。
解説を読んで終わりにせず、自分のノートや教材に立ち返り、関連する知識も含めて抜けを埋めていきましょう。
模試後の復習方針に迷ったら、個別指導で課題を整理
模試の成績表から弱点が見えても、特に改善すべき課題が多い方は、「どの科目から復習すべきか」「今の勉強方法を続けてよいのか」と、自分で優先順位を判断するのは簡単ではありません。
他にも、
・正答率の高い問題を複数落としている
・一般問題と臨床問題で得点率に差がある
といった方は、誤答の原因を整理したうえで対策を立てることが大切です。
メックの個別指導では、現在の学習状況や目標を確認し、一人ひとりに合わせて課題や学習の方向性を整理します。模試後の復習計画を立て直したい方や、苦手分野を重点的に対策したい方は、個別指導の活用も選択肢の一つです。
▶ メックの個別指導コース
項目3 系統別成績
全体の成績を確認したら、次は「どの分野で得点できていないのか」を詳しく見ていきます。
・系統別成績

CHECK POINT
各分野で目標通り得点できているか、一つずつ確認してみましょう。
分析
夏模試では学習済みの分野が目標通り得点できたかを確認
「系統別成績」では、内科系・小児科・産婦人科・公衆衛生・マイナー・救急など、分野ごとの得点率や偏差値を確認できます。
『夏メック模試』においては、この時点では、まだ全分野の学習が仕上がっていない方も多いと思います。そのため、すべての分野で平均以上を取れているかだけを見る必要はありません。
まずは、自分がこれまで力を入れて勉強してきた分野を確認してください。例えば、内科・産婦人科・小児科を重点的に学習していたのであれば、それぞれの総論・各論合計の得点率を見て、「目標通りに得点できたか」「全国平均と比べて順調か」を確認します。
入念に勉強した分野で得点できていれば、これまでの学習はひとまず順調と考えてよいでしょう。
まだ仕上がっていない分野の得点が低くても、必要以上に落ち込むことはありません。次の模試や国試本番に向けて、これから優先的に学習する分野として捉えましょう。
項目4 科目別誤答数
CHECK POINT
「科目別誤答数」は、項目3「系統別成績」をさらに細分化した成績です。どの科目が弱かったのかを特定できます。
分析
「系統別」をさらに細分化して弱点を鮮明に把握しよう
「科目別誤答数」は、系統別成績をさらに細かく分けたものなので、より弱点をはっきり把握するのに役立つ項目です。例えば内科系で得点が伸び悩んだとします。科目別誤答数を見れば、消化管・肝胆膵・循環器・内分泌代謝・腎臓など、どこに誤答が多かったのかをより詳しく確認できます。
画像の「誤答数☆」「誤答率☆」は、正答率60%以上の問題における誤答状況を示しています。多くの受験者が正解している問題で誤答が多かった科目は、優先して復習したいところです。
復習する範囲が明確になり、限られた時間でも効率よく取り組めます。
項目5 問題内容別・ブロック別
科目の弱点だけでなく、問題の種類や受験した時間帯にも目を向けてみましょう。
・問題内容別

CHECK POINT
「問題内容別」では、外科・解剖生理・計算などの誤答数を確認できます。
・ブロック別成績
CHECK POINT
「ブロック別」では、1日目のA問題(各論)・B問題(必修)・C問題(総論)、2日目のD問題(各論)・E問題(必修)・F問題(総論)について、自分の得点率と全国平均得点率を比較できます。
分析
ブロック別の得点ムラから原因を振り返ろう
A問題・D問題で得点が伸び切らなかったパターン
医師国家試験本番では、A問題・D問題はいずれも午前9時30分に始まります。夜型の生活になっていると、朝から十分に力を発揮できないこともあります。心当たりがある方は、朝から問題を解ける生活リズムへ少しずつ修正していきましょう。夜型の生活になっている学生さんも少なくなく、そういった方はA問題・D問題で不調になりがちです。心当たりがある方は、朝から問題を解ける生活リズムへ少しずつ修正していきましょう。
C問題で誤答が目立った場合
試験後半で集中力が途切れていたり、暗記したはずの知識が曖昧になっていたりする可能性があります。知識を定着させるために、毎日30分でも一問一答の一般問題を解く時間を確保し、繰り返し確認していきましょう。
全体の分析まとめ
・学習した時期と誤答状況も照らし合わせる
模試の直前に勉強した科目は得点できているのに、勉強してから時間が経った科目で誤答が多かった場合は、反復学習が足りていない可能性があります。
長期記憶につなげるためには、学習した翌日、1週間後、2週間後、1カ月後というように、間隔を空けながら繰り返し復習することが大切です。定期的に復習しておくことで、試験直前に一から覚え直す時間も減らせます。
・勉強方法そのものを見直すチャンス
一方で、最も力を入れて勉強した科目の誤答率が高かった場合は、勉強方法そのものを見直すタイミングかもしれません。
自分では勉強しているつもりでも、教材の読み込みに偏っていたり、問題演習が不足していたりすることがあります。ただ、自分の勉強のクセや弱点には、自分だけでは気づきにくいものです。
成績表を見ても改善の優先順位を決められない場合や、勉強方法を一人で立て直すのが難しい場合は、個別指導を活用するのも選択肢の一つです。
メックの個別指導では、講師とラーニングインストラクターが連携し、現在の学習状況や目標に合わせて課題を整理します。模試後の弱点対策について相談したい方は、以下をご覧ください。
模試で見つけた弱点は『MEC Net.』を活用した復習で克服
ここまでで紹介した1~5の項目を見れば、みなさんの弱点が浮き彫りになったことでしょう。その弱点を克服するための、復習方法をご紹介します。
メック模試の受験者には、模試の復習に活用できる教材を用意しています。
模試復習教材
・解説書
・穴埋め式問題集
・誤答問題の復習・再演習
・類問演習
類問演習の活用方法については、メック公式X も参考にしてください。
成績表で見つけた誤答問題を一気に復習!

ココがスゴイ1
『MEC Net.』では、成績表の科目別誤答数から、該当する誤答問題へワンクリックで移動できます。
できなかった問題がそのまま復習課題になります。改めて該当問題を探す必要がありません。
ココがスゴイ2
「出題テーマ」をコピーして問題演習で検索すれば、誤答した問題と同じテーマの類題にも取り組めます。1問だけを覚え直すのではなく、関連する問題まで解くことで弱点を補強しましょう。
詳しい解説で自分の間違いを知り、知識を即座にアップデート
ココがスゴイ3
『MEC Net.』では、模試の問題と解説が完全連動しています。「なぜこの選択肢が正解なのか」「症例のどの情報から判断するのか」を見直し、自分がどの段階で考え違いをしていたのかを整理しましょう。
間違えた問題に再挑戦できるから知識が定着
ココがスゴイ4
解説を確認したら、誤答した問題に再挑戦しましょう。誤答の原因を確認した直後に解き直すことで、理解できた点と、まだ曖昧な点を整理しやすくなります。
ココがスゴイ5
誤答問題だけをピックアップして効率的に再挑戦も可能です。国試直前期の“復習迷子”を防げます。
さいごに
今回は、メック模試受験後の成績表の見方と、結果を復習につなげる方法をご紹介しました。
模試は、受験して点数や判定を確認するだけでは十分に活かしきれません。総合成績、系統別成績、科目別誤答数、問題内容別、ブロック別と順に確認し、自分の弱点と失点の原因を具体的に整理しましょう。
卒業試験が終わり、「なんとか切り抜けた!」とホッとしている方もいると思います。卒試を乗り越えた反動で勉強に身が入らないときは、ご友人と勉強会を開いてみるのもよいでしょう。気分転換になり、学習を再開するきっかけにもなります。
「弱点対策の進め方がわからない」「後期に何を勉強すればよいか不安」という方は、メックのL.Iにも気軽に相談してくださいね。 模試で見つかった課題を一つずつ整理し、卒業試験・医師国家試験に向けた学習につなげていきましょう!









