予備校メック通学を経て第118回医師国家試験に合格された皆様の、合格までの軌跡と合格者の声をご紹介します。
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116回不合格➡宅浪➡117回不合格➡メック東京校通学➡118回合格
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初めての受験の時は一般臨床が1点足りず不合格。金銭的に親に負担をかけることが申し訳ないと思い宅浪を決意。しかし、2回目はさらに成績が落ちて、また不合格でした。
どうしたらいいのかわからず落ち込んでいる自分に、「予備校に行ってみたら?」と母が言ってくれました。
その言葉に押され、奨学金の返済も始まるし、あと1年頑張って合格できなければ他の道を探そう、と決意して、メック東京校に通うことにしました。
メックの講義が始まってみると、講義・予習・復習と1日の勉強量が宅浪の時の2倍以上に増え、自分のペースで勉強をしていたこれまでの自分がいかに甘い考えであったかを痛感しました。
入会してから夏メック模試までは順調に成績が伸びてやりがいを感じていましたが、現役生が国試対策をして受験してくる冬メック模試では思ったような成績にはならずショックを受けました。
そんな自分に担当L.Iの方が親身に声をかけてくれ相談にのってくださり、改めて学習時間と量を見直しました。その上で直前期の学習として苦手分野を詰めて、回数別で全体的に演習をし、改めて夏・冬メック模試を解きなおすなど対策を徹底しました。
そうしたら、冬メック模試での成績では考えられない点数で118回国試の結果は合格!
国試直前の対策や講義は予備校ならでは。最後まであきらめずに勉強できる環境が整っていると感じました。 1年を終えて今思うことは、1回目の不合格の時にすぐにメックに来ればよかった、という後悔と、「予備校へいけ」と言ってくれた親への感謝の気持ち。それから、一緒に勉強した仲間にも「ありがとう」と言いたいです。
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113回不合格➡他予備校➡114回不合格➡他予備校➡115回不合格➡他予備校オンラインコース➡116回不合格➡療養、117回未受験➡メック東京校通学➡118回合格
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留年2回、学校の成績は中の下、追試の常連だったので、1回目の国試終了後に「きっと不合格だろうから来年頑張ればいいや」、という軽い気持ちでいたのが地獄の始まりでした。
不合格が決定して、予備校の説明会や相談会に参加し、最終的に家でも通学でも勉強ができる他予備校を選択しました。
そこの授業が始まってみると、思った以上に通学している人が少ないことが気にかかりましたが、自宅でも勉強できるからだろうと思っていました。でも、通学している人が少ないのでモチベーションが下がり、そのうち自分も通学することが少なくなっていきました。
今思えば「家で勉強をする」と言いながら、ほとんどしていなかった気がします。
もともとのんびりした性格のためか、同じ予備校で2年間過ごし、宅浪と変わらないという理由でそのままオンラインコースに移行。さらなる地獄の始まりです。
まず、予備校に通っていたころは、通学していなくても定期的にお知らせメールや連絡がきます。それが一切なくなります。また、多浪のため周りに友達がいなくなります。そして、SNSで勉強会に参加しましたが、10月くらいから人数が減り、直前の一番大切な時期に一緒に勉強をする人も、相談にのってくる人もいなくなってしまいました。
もちろんこの年も不合格……。さすがの私も心が病んでしまい次の1年は療養となり受験しませんでした。
1年間の療養と家族会議の結果、もう一回頑張ってみようと2023年3月、初めてメックを訪れて相談しました。
正直メックは「厳しい」「拘束される」というイメージが強かったため、私は絶対に向いていないと避けてきました。でも、入ってからわかったのは、「絶対に受かってほしい」という講師やチューター(ラーニングインストラクター)さんの想い。だから、かけてくれる言葉に熱が入るときもありましたが、いつもとてもやさしく接してくれました。直前期に不安で泣いてばかりの自分を支えてくれたチューターさんには感謝しかありません。
人の何倍も時間がかかりましたが、だからこそ、人の痛みのわかるドクターになれると信じて春から頑張ります!ありがとうございました。
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117回不合格➡メック大阪校通学➡118回合格
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現役の時に受けた117回で正直現役合格すると思っていました。でも結果はまさかの僅か1点足りずに不合格。他社の教材を使って自宅浪人するつもりで親に伝えたところ、親には予備校に通った方がよいと言われて、喧嘩になりました(笑)。
ギリギリまで悩みましたが、大学ではメックの講座を取っている人が多かったので話を聞いてみようと3月の最後の土曜日に個別相談を申し込みました。親と行って話を聞いてみると、確かにサポートは充実しているし、カリキュラムも細かくて、確かにこれなら落ちないだろうな、とは思いましたが、同時に、たった1点足りなかっただけの自分がこんなに勉強する必要はあるのか?とも思いました。
自分で頑張ればいけるだろうと思っていたのですが、朝型の生活リズムを整えるのに自信がなかったので、学習面というよりは生活面のサポートを期待して、親の希望通りメックに通うことにしました。
結果的に、本当に通学コースを選んでよかったと思いました。カリキュラムやサポートの充実もそうですが、何より自分と同じように国浪している人が目の前にいることがめちゃくちゃ励みになりました。友達を作るかどうかはさておき(笑)、同じような人が目の前にいることは想像以上に自分の力になりました。予備校にいればチューターさん(メック注:ラーニングインストラクター)からの情報はもちろん、他のメック生からの情報もすぐ入ってくるので、心強かったです。メックの教材は電子版も紙版ももらえて復習しやすいし、試験の回数も多いし、学習量も自然と確保できました。
最初は、「こんなに学習する必要ある?」と思ってましたが、118回を受けた直後は正直「もっと取れたのに…」と後悔すらありました。それでも余裕をもった成績で合格できたのはメックの先生たちやチューターさん、応援してくれた親、それから一緒にメックに通った仲間のおかげだと思います。
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115回各総にて不合格➡宅浪➡116回必修にて不合格⇒➡他社(個人指導塾系)➡117回不合格➡メック名古屋校通学➡118回合格
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パンリン3点足りなかっただけだし運が悪かっただけ!と言い聞かせて宅浪を選択しました。そして自分なりに精一杯勉強したつもりで116回に臨むも、今度は必修落ち!しばらく立ち直れませんでした。6月頃からさすがにそろそろ再開しないといけないと思って、自宅で個人指導をしてくれる会社を選択。自分で勉強したうえで先生に質問をするのは達成感もあり知識もついている気がしていましたが、117回ではまさかのパンリン3点、必修1点足りず不合格…。なにが駄目だったのか理由もわからずさすがに途方にくれました。最後の砦としてメックの説明会に参加した時に、スタッフの方に「もったいない」と言われたのが記憶に残っています。
メックが始まってみて一番感じたのが、みんなこんなに勉強してるもんなんだ、ということ。自分がこれまで「精一杯」と感じていたレベルは、「サボっている」と言ってもよいものでした…。
学習方法についても担当にまず言われたのが、“宅浪独特の勉強のクセ”がついてしまっているということ。これまでのせっかくの努力がよくない方向に行ってしまったね、と言われ、悔しいながらも、合格できなかった理由がわかってちょっとホッとしました。
ラストチャンスのつもりだったので、がんばってつけた20回の個別指導も、質問対応ではなく口頭試問でやってもらうと知らない知識がぽろぽろとでてきて、去年の個人指導が自己満だったと思い知らされました。
個別指導で突っ込まれないように、まずは基本的な知識を武装しよう、と日常的に勉強したことで成績もかなり伸びて、夏メック模試で偏差値60を超えた時に合格を確信しました。
結果として3年もかけて合格して思うことは、最初の2年を本当に無駄に過ごしてしまったな、ということです。でもメックに通わなかったらまた不合格だったかもしれない、と思うと本気でゾッとします。
ただがんばって勉強していれば受かる、というだけではないのが国家試験、と身に染みたので、私と同じような人は最初からメックを選んでくれることを切に願います。