Column

コラム

《2023年度版》予備校メック流
医学生のためのオススメ勉強法はコレだ!
「第5回:メック流!CBT対策伝授!」

2023.06.26

全国82大学医学部の皆さまこんにちは!L.Iくまです。
6月は盛りだくさんでお届けしています「医学生のためのオススメ勉強はコレだ!」!
第5回となる今回のコラムでは、いよいよ「メック流CBT対策」についてご紹介!
L.Iくまからだけでなく、個別指導で絶大なる信頼と実績のDr.川端にもアドバイスをいただきました!
CBT対策に悩んでいる方や迷っている方、これから始めようと思っている方
必 見 で す !

Dr.川端
大学で勤務しながら、長年にわたってメックの個別指導を担当。 低学年の現役生から国浪生まで、全学年の指導に精通している。指導担当学生の状況を冷静かつ的確に見分け、今何をすべきかの指導に定評あり。リピーター学生も続出の、実績のあるベテラン講師。

第5回:メック流!CBT対策伝授!

■ L.IくまのCBT対策アドバイス

L.Iくまからのアドバイスは3つ!

CBTの約8割はプール問題。 対策としては「医学教育モデル・コア・カリキュラム」の出題範囲を分析した学習と問題演習が必須。以下の流れで対策するのをオススメします!

① インプット!
CBT対策の講座を受講してノートに要点をまとめて理解を深めましょう。

オススメ!
CBT試験の全ガイドラインを網羅した学習ができる!→ MEC CBT講座

② アウトプット!
問題演習を実施して、間違えた問題はテキストやご自身のノートに戻って、知識整理をしながら学習しましょう。さらに、他の分野(基礎医学、公衆衛生)からもまずまず出題されますので、全体を意識して学習することが重要になります。

オススメ!
【無料】CBTの出題範囲を分析した約3,000問を収録!MEC Net.の CBT演習
MEC Net.

③ ブロック5、6対策!
多選択肢型と4連問の問題を繰り返し解いてみましょう。模試を受験して試験本番を想定した全体の流れや雰囲気に慣れておくこともおススメです!

オススメ!
例年全国約5,200名が受験!→ CBTメック模試

■ Dr.川端のCBT対策アドバイス

わたしからのアドバイスは全部で7つ!

まずは【1】から【4】のアドバイスがこちら!

【1】CBTは臨床医学の得点の占める割合が大きい
【2】基礎医学、公衆衛生に関しては直前1-2カ月で仕上げよう
【3】臨床医学の難易度が年々上昇!臨床は早めに取り掛かろう
【4】臨床医学は解剖・生理学問題もそこそこ出題されるため意識して問題演習に取り組もう

5つ目は少し長くなります。ここからは疾患についてのアドバイスです。

【5】各社のCBT対策教材以上のレベルの問題も珍しくない

1. 医学教育モデル・コア・カリキュラム(平成28年度版 )では、疾患ごとに必要なレベルが明示されていました。
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/
__icsFiles/afieldfile/2017/06/28/1383961_01.pdf


例)、内分泌代謝の副腎
D-12-4)-(4) 副腎皮質・髄質疾患
学修目標:
①Cushing 症候群の病態、症候と診断を説明できる。
②アルドステロン過剰症、原発性アルドステロン症を概説できる。
③副腎不全(急性・慢性(Addison 病))の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる。
④先天性副腎(皮質)過形成を概説できる。

次に新カリキュラムの説明に移る前に、『Dr.川端による疾患の難易度に関する見解』を紹介します。疾患の難易度をレベル1~3に区分しているのがDr.川端流。

・レベル1:疾患を概説できる
・レベル2:疾患の病態、症候と診断を説明できる
・レベル3:疾患の病因、病態生理、症候、診断と治療を説明できる
このレベル1~3をふまえて、新カリキュラムです。
2. 医学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度最新版) では、疾患ごとに「基本」or「重要」とわけており、重要疾患に「●」表記がされています。
https://www.mext.go.jp/content/20230207-mxt_igaku-000026049_00001.pdf
※「第2章 学修目標」の別表参照。


これを、『Dr.川端による疾患の難易度に関する見解』に当てはめてCBTを見てみると、
・これまでレベル1程度までしか問われなかった疾患はレベル2まで
・レベル2程度までしか問われなかった疾患はレベル3まで(特に治療)
問われつつあるのが近年のCBTの特徴となります。
現在でも平成28年度版ガイドラインは使用できるものの、レベル1~3では求められている学習深度が異なるのでご注意ください。
それでは、ラスト2つのアドバイスはこちら!!!

【6】4連問は現在でも基本的にはレベル2,3の疾患からの出題が多い
【7】レベル2,3の疾患に関しては、選択肢を見ながらではなく、何も見ないでカンファレンス時に説明できるレベルになることを目標に学習しよう

CBTは付け焼刃の知識では合格するのが難しい試験。
どのように対策するかで臨床実習だけでなく、マッチングや国家試験まで影響します。
今回のコラムのアドバイスをもとにCBT対策を行ってみてくださいね!


今回のコラムは以上となります。いかがでしたか?
皆様のCBT対策に少しでもお役に立てばうれしいです。CBTに向けて一緒にがんばりましょう!

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