《2025年度版》予備校メック流 医学生のためのオススメ勉強法はコレだ! 「特別編:医学生1~3年生、医学部を目指す方も必見!医学部の過ごし方」
2025.05.30

医学生の皆さまこんにちは!
予備校メックラーニングインストラクター(以下L.I)「L.I Nisshy」です!
「予備校メック流医学生のためのオススメ勉強法はコレだ!」は医師国家試験対策の勉強法を中心に、主に医学部4~6年生に向けて発信してまいりましたが、今回のコラムは初の低学年向けの特別編!(/**・ω・)/**ワー
医学部入学前から1・2・3年生の過ごし方までをまとめてみましたので、医学生だけではなく、医学部入学を目指してがんばっていらっしゃる方にもお読みいただき、医学部の過ごし方についてイメージしてもらえたらうれしいです!
初めましての皆さま、よろしくお願いいたします!ワー(/・ω・)/ \(・ω・\) ワー
特別編:医学生1~3年生、医学部を目指す方も必見!医学部の過ごし方
・生物学の復習
2年生から学習する基礎医学では生物の知識が求められることが多いので、大学受験で物理選択だった方は生物学の基礎を学んでおくと良いでしょう。
・英語の学習
英語の論文を読む機会が多いため、英語の読解力を高めておくことが重要です。英字新聞やTED Talksを活用して、英語に触れる習慣をつけましょう。

メックでは国際医療福祉大学教授のDr.押味による「Dr.押味の医学英語カフェ」という無料の医学英語学習最強コンテンツを連載中!
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気軽に読めるので参考にしてみてくださいね!
・解剖生理学の予習
ちょっと気が早いかもしれませんが(;^_^A、解剖生理学の入門書や動画教材を利用して基本的な知識を身につけておけば授業にスムーズに入っていけるはず。モチベーションの維持に繋がる可能性大です👍
・時間管理方法を調べておく
医学部はとにかく忙しい💦 効率的な時間管理の方法を学んでおくと役立ちます!
・健康管理
長時間の勉強に耐えるために重要なこと、それは心身の健康を保つ生活習慣の維持。
適度な運動やバランスの取れた食事を摂るよう気を配っていきましょう。
・アルバイトの目星をつける
入学後にアルバイトをしたい方は、ご自身が入学する大学のある地域で医大生、大学生向けにどんなアルバイトがあるかを確認してみるのもおすすめです。
・教習所に通っておく
大学入学前は自動車の免許を取るチャンス!特に車社会の地域にある医学部に通う予定の方はこのタイミングで取っておくと安心かもしれません。
1年生
医学部は1年次から忙しくなりますが、今後充実した大学生活を送るための準備期間としても大切な期間となります。
忙しいとは言え医学部生活の中では比較的余裕がある学年のため、部活やサークルに入ったりアルバイトをされたりする学生さんが多い印象です。
<学業面>
・教養科目の履修
1年生では主に一般教養科目を履修します。
数学や物理、化学、英語などの理系科目や、経済学、歴史、社会学などの文系科目を学びます。
★余裕があったら基礎医学の予習がおすすめ!
生物学や分子細胞生物学など、基礎医学の前座となる科目に力を入れて予習してみましょう。
<社会的な活動>
・部活、サークル
興味がある人は新歓イベントに参加してみましょう。部活やサークルに入ることで友達が作りやすくなりますし、生活にメリハリがつきやすくなる一面も。
・アルバイト
多くの医学生が様々なアルバイトをしています。塾講師や家庭教師などでは高時給で働くことも可能です。
<人間関係の構築>
・友人との交流
新歓イベントや授業を通じて、同級生や先輩とコミュニケーションを取ることも大学生活を楽しくするためには重要なポイント。ここで築いた友人が一生の友となることもありますので、積極的に交流してみましょう。
2年生
医学部2年生は、基礎医学の学習が本格化する重要な時期となります。
基礎医学(解剖学や生理学など)の専門科目が始まり、学業の負担が増えてきます。
また、解剖実習も始まるため予習や復習が欠かせなくなります。
<学習面>
・基礎医学の学習
基礎医学とは「正常なヒトの体」について扱う学問です。
正常な人体の仕組みや、病態などの理解のための基礎医学をメインに学んでいきます。
解剖学、生理学、生化学などの基礎医学科目が中心となり、これらの科目は非常に重要で、理解を深めるために多くの時間を割く必要があります。
・解剖実習
実際にご遺体を解剖する実習が始まります。この経験が人体の構造の深い理解を促し、また医学知識だけでなく、倫理観や医療人としての意識を育むことになるでしょう。
※解剖実習の手引きや解剖学の参考書を使って、実習で扱う部位の構造を予習しておくことをおすすめします。
・定期試験
試験が頻繁に行われるため、計画的な学習が求められます。過去問の活用も効果的です。
■ POINT
2年次では学習の難易度がぐっと高くなるため、ここでつまずいて留年する学生が多くなる傾向があります。試験に向けてきちんと学習計画を立て、十分に勉強をしていくことが重要です。

2年生の学習に!メックのおすすめ講座「基礎医学」
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※ログイン後「商品一覧」を選択いただき「基礎医学」で検索ください。
本講座シリーズは共用試験(CBT試験・OSCE)の前に、学内講義と併用して受講していただきたいシリーズ。
科目内でも特に共用試験対策にも繋がる内容を重点的に扱っています。
臨床医学を学ぶための土台を盤石にすべく、基礎医学を「医学」としてイメージできるように確実にインプットしていきましょう。
<社会的な活動>
・部活、サークル
医学生も運動部に所属する方は多く、週に数回練習があるのではないでしょうか。
部活は体力の維持、サークル活動も気分転換やストレス解消に繋がっているはず。
運動部に所属していると夏には東医体や西医体など、医学部生だけが参加する大会もあります。東日本、西日本の医学部から参加者が一堂に会するため、他大学の医学部生と交流するチャンス!ぜひ試合も交流も楽しんでくださいね。
西医体イメージ



<人間関係>
2年生になると他学部との交流が減り、医学部生同士での交流が中心となります。部活や実習を通じて、友人との絆が深まります。
3年生
医学部3年生は、臨床医学の学習が本格化する重要な時期となります。
臨床医学の授業が始まり、診療科目を順次学んでいきます。各疾患の病状・症状の整理、診断の根拠などを学習し、さらに理解度を確認するためのテストが定期的に行われます。
また学業と実習の両立、さらに部活をしている方は部活の練習や大会もありますので、今まで以上に健康管理も重要となります。バランスの取れた食事、部活をしていない医学生も適度な運動を心がけましょう。
3年次もますます忙しくなりますが、充実した学びと経験が得られる時期になるはずです。
<学習面>
・臨床医学の学習
循環器、消化器、小児科、整形外科、皮膚科など、各診療科の疾患について詳しく学びます。これにより、実際の臨床現場で必要となる知識を身につけることができます。
試験対策としては、講義で配布されるレジュメを中心に学習することが効果的です。

3年生の学習に!メックのおすすめ講座「臨床医学」
https://study.mecnet.jp/products/
※ログイン後「商品一覧」を選択いただき「臨床医学」で検索ください。
本講座シリーズは共用試験(CBT試験・OSCE)の前に、学内講義と併用して受講していただきたいシリーズ。
3年生の学内試験・進級試験に向けて対策を万全にしたい方におすすめ!
学内講義で理解していたはず、覚えていたはずの知識に漏れが無いか、講師とともに今一度確認していきましょう。
・地域包括実習
市中病院や地方病院での実習が始まり、地域医療の現場を体験します。この実習では患者さんとのコミュニケーションや実践的な医療技術を学ぶことができます。
数日間~数週間にわたって行われることが多いようです。
<部活・サークル>
・部活の幹部としての活動
3年生になると部活では幹部としての役割を担うことが多くなります。運営や後輩の指導など、責任が増していきます。
・大会
2年次同様東医体や西医体などに参加することで、他大学の医学部生との交流が深まります。場合によっては大会運営の主幹大学になることも。
<人間関係>
・友人との協力
医学部の試験対策や実習では友人と協力し合うことが重要となってきます。情報共有や助け合いを通じて学習効率が向上するからです。
「自分だけこれをやっていない」、「みんなと学習の方向性がズレている」、「明らかに学習が偏っている」に陥ると、相対評価である医師国家試験においては致命的となりかねません。ご友人や周囲の同級生の方と同じように学習を進めることが大切です!
いかがでしたか?
すでに医学生の方には改めて再確認ができ、医学部を目指す皆さまには医学部生活のイメージがより膨らむ内容になっていたでしょうか。
少しでもお役立ていただければ幸いです!
