Interview

メック卒業生インタビュー

原先生

日本語診療能力調査の基本的なことから教えてくれて、「こうすれば受かる」という有益な情報を貰えたので、本番には余裕をもって挑めました。

海外医学部卒業生コース
九州大学病院

原 龍佑 先生

コメニウス大学卒(スロバキア)

自己紹介

Q
出身大学、卒業の時期・帰国の時期を教えてください。
A

コメニウス大学(スロバキア)。
共に2023年6月です。

Q
現在の勤務病院と現在の具体的な業務を教えてください。
A

九州大学/問診やカルテなどの基本的な業務。

Q
今後の目標や将来の夢を教えてください。
A

社会的な観点から医学を極めたいなと思っているので、厚生労働省とかそういう系に進んでも面白いかなと思っています。

メック入会の決め手

Q
予備校を検討し始めた時期は? 
A

5年生くらいから考え始めました。

Q
メックを知ったきっかけは何ですか?
A

ネットで海外医学部、国家試験予備校などで検索した時に出てきて知りました。

Q
メックに入会を決めた理由、魅力と感じた部分について教えてください。
A

日本語診療能力調査の対策をしてくれることが決め手でした。そこを手取り足取りやってくれるっていうのが大きかったです。

メックに入会して良かったこと

Q
日本語診療能力調査対策について良かったことを教えてください。
A

まず日本語診療能力調査が何ぞや、という基本的なことから教えてくれて、「こうすれば受かる」という有益な情報を貰えたところが良かったです。

Q
ドクターズカンファレンス はいかがでしたか?
A

ドクターズカンファレンスでは本番を想定した実地練習ができ、内容も高度なことを扱ってもらえたので、本番に余裕をもって臨むことができたのも良かったです。

Q
日本語診療能力調査が不安な方に向けてアドバイスをお願いします。
A

メックで日本語診療能力調査対策を受けることで 不安が払しょくされ、恐怖感なく本番に挑んで合格できると思います。

Q
医師国家試験対策について良かったことを教えてください。
A

一番のメリットは、自分で考えなくても学習カリキュラムを作ってくれて、それを実践
していけば成績が伸びて合格までいけたことです。
あとは通学すれば出席管理もしてくれるので、それが毎日きちんと学習に取り組むきっかけになったと思います。おそらく、自宅ではここまでの学習はできなかったでしょう。

Q
対策を万全にしたうえで、医師国家試験当日はどうでしたか?
A

逆にこれだけやって落ちたらどうしようってちょっと思いました。
本番に近づくにつれて、やっぱり緊張するものなんだな、と思いましたが、 意外と当日は「なんか行ける気がする」 みたいな雰囲気でした。

Q
試験当日に「合格できたんじゃないか」という感覚はあったんでしょうか?
A

当日は「あ、これ知ってる」っていう問題が続いて、「これは知らないけど、そもそも聞いたこともないし、みんな知らないでしょ」っていう問題を取捨選別できた感じはありました。結局8 割ぐらいは「知ってる」と感じられていたので、まあ大丈夫だろう、とは思いましたね。

マッチング・その他

Q
マッチングはいつ頃から動き始めましたか?病院見学には行きましたか?
A

見学は帰国後の7月頃から行き始めました。なるべく最短で動いたつもりですが、それでも遅いかなって感じで、海外医学部を卒業した人にとっては結構ハードルが高いと思います。

Q
マッチングの面接でよく聞かれる質問はありましたか?
A

「外国で経験して一番楽しかったこと、辛かったことは何ですか?」「英語はもともと得意でしたか?」など の質問は良く聞かれました。あと、なんで海外の医学部に行ったか?みたいな質問もされましたね。

Q
海外と日本の国試の違いや、それに伴う学習方法の違いについて教えてください。
A

自分の出身大学では、卒業することが現地の免許取得、という感じで試験も口頭試問だったので全く別物ですね。範囲も日本の国試の方が広いですし、ペーパーテストという温情みたいなものも無いので対策は大変でした。

Q
日本の医師国試対策は結構大変だったという印象ですね。
A

特に公衆衛生はきつかったですね。実際9割くらいは知らない内容ですし……(笑)

Q
メックに入会する前に、日本の医師国家試験の対策はしていましたか?
A

4年生の時くらいから日本の予備校の教材を使用して対策を進めていました。早めに対策していたおかげで、皆が苦戦する日本語への変換も6年生時には終わっていたので、少し余裕ができていたと思います。
医師国家試験対策は可能であれば早めに始めた方が絶対に良いと思います。

Q
メックに入る前、入った後で何か大変なことはありましたか?
A

日本語診療能力調査の書類提出は大変でしたね。個人でやるのは不可能では?思うくらいややこしいと思います。 僕は書類の準備などは全て事務局に任せていたので、僕はその場に行ってお金払ってサインするぐらいでしたが、個人では難しいと思いますね。
まあもちろん、頑張ればできないことはないと思いますが、そこに時間をかけるということは国試の勉強時間を取られるということになりますし、実際はかなり難しいと思います。

Q
日本語診療能力調査の書類の準備はいつ頃から始めましたか?
A

卒業が決まってから、卒業の大体1カ月前くらいから始めました。なんか結構みんな苦戦しているなっていうのがあって。
不備があったりすると厚生労働省とコンタクトも何回もしなきゃいけないですし、早めにしておくのに越したことはないと思います。

入会を迷っている後輩への
メッセージ 

海外医学部に行って日本の医師国家試験に挑む皆さんには、日本の医学部に行っている人たちと比べると、やっぱりしんどい茨の道だよ、っていうのはお伝えしたいです。
もしメックに通うって決めたら、少しでも早く入会して 1 日でも早く勉強を始めることが重要です。とにかく「なるべく早く」って僕は思います。
日本語診療能力調査については、変に不安がる必要はないと思います。試験の情報をしっかりと把握して、日本の医師国家試験の必修レベルが解けますよ、ってレベルであれば落ちないと思いますので、頑張ってください。

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