メックでは良い意味で自分のペースで学習ができ、要所要所で面談やアドバイスをもらえる環境でした。
九州医療センター
吉田 健人 先生
九州大学卒
受験回数3回
自己紹介
- Q
- お名前、出身大学、国家試験受験回数を教えてください。
- A
-
吉田 健人
九州大学
受験回数 3回
- Q
- 現在の勤務病院と現在の具体的な業務を教えてください。
- A
-
九州医療センター/内科・外科のローテ中
- Q
- 将来どのようなドクターになりたいですか?
また、目指している科でどんなことをしたいかを教えてください。
- A
-
目指している科は未定ですが、国試対策をしているときは整形外科や感染症に興味がありました。
医師を目指すようになったのは、吉岡 秀人さん(「吉」は正確にはツチヨシのヨシ)の本を読んだことがきっかけです。
患者さんに寄り添った医者で、自分の家族も幸せにできるような医者や働き方をしていきたいです。
メックに入学した決め手
- Q
- メックに入会を決めた理由を教えてください。
- A
-
1浪目は自宅浪人で行けるだろうと思って宅浪をしましたが、惰性的になりやすい性格もあり、メリハリを作れませんでした。2浪目になったときも宅浪を検討はしましたが、1浪目のときに誰かと喋って学習できないことにストレスも感じていました。ネットで同じ境遇の人と喋る機会なども設けたものの脱落することも多く、なかなか続けられませんでした。
予備校に通うメリットを考えたときに過去にメックに通っていた人の話を聞いて、ラーニングインストラクター(以下L.I)のサポートが充実していること、在籍者数が多くて切磋琢磨できる環境だとわかりました。
メック入学をためらった点としては費用面でしたが、前述のメリットを考えるとこの金額を払っても行く価値があると判断しました。また、国浪の回数が増えるほど合格率がかなり下がっていくことを知り、予備校を使った方が確実なのでは、と思ったのもあり入会を決めました。
- Q
- メックの魅力を教えてください。
- A
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一緒に勉強する友人ができるのはとても魅力的だと思います。グループ講義などでほかの会員さんと話す機会があることも良かったです。直前期も勉強会を開催するメンバーができ、メンバーで一緒に食事に行くなど息抜きができることも魅力でした。周りにも恵まれたと思います。
- Q
- メックに入会してよかったなと感じることはどんなことですか?
- A
-
やはり一緒に勉強できる人が多いところですね。実際に友達もたくさんできて助かった部分が多かったです。学習の計画もカリキュラムがあるのと、個別面談で自分にあったスケジュールを柔軟に対応してもらえたことも良かったです。自分は考えすぎる癖があったので、L.Iが頭ごなしではなく「これをやってみよう!」とコミュニケーションを取りながら学習指導してくれたのもすごく良かったです。
宅浪時代と違って、学習時間はめちゃくちゃ伸びました。学習時間を延ばすことを意識するというより、カリキュラムに沿ってやるだけで勝手に時間が伸びていった感じですね。
- Q
- メックに入る前と入ってからの印象は違いましたか?
- A
-
ガッチガチに管理されるのかなと思っていたんですが、良い意味で自分のペースで学習ができ、要所要所で面談やアドバイスをもらえる環境だったので、モチベーションも維持できてバランスの良い環境でした。昔通った大学受験予備校がハード過ぎたので、少しビビって入会しましたが、通いだしてみたら安心できました(笑)。
- Q
- メックで学んだことが活かされていると感じる部分はどんなところですか?
- A
-
メックの講師は実臨床に沿った話を結構されるので、研修中も「あっこれメックでやったやつだ!」と思う場面は結構あります。国試の最新トピックや強調してお話される内容は、現在の臨床でも思考のきっかけになることもあります。意外と記憶に残っていることも多いんだなと感じています。
正直、最初は実臨床に沿った話ってそんなに大事なのか?と思ったこともあったのですが、試験も臨床傾向が強くなっているので、終わってみれば記憶に残ることやイメージできることがすごく増えていましたね。テキストにイラストが多いのもイメージを深めることができましたし、それも臨床現場で活きていると感じています。
メック在学中の過ごし方
- Q
- メックで一番印象的だったできごとは何ですか?
- A
-
「こなすことを目標にしないで」というL.Iの言葉はすごく印象に残っています。
自宅浪人時代は演習量を増やすことだけに特化して、長期記憶になっていなかったのですが、基盤となるような講義を受けて振り返り先をしっかり作ったことで、定着してきた実感をもてました。問題演習をこなすにしても、理由を明確にして問題選別をしていることで、作業化せずに雑にこなさない癖はついたと思います。
- Q
- 当時のストレス解消法は何でしたか?
- A
-
美味しいごはんを食べに行くのは良いストレス解消になっていましたね。近くのキッチンカーが週替わりや日替わりのお弁当があったり、大きな試験後はメックの仲間と飲みに行ったりしていました。
趣味は登山ですが、さすがにそれをしようとすると時間がかかってしまうので、頻繁には行けなかったですが、大きな試験が終わった後などは山登りをしていました。
- Q
- メックまでの通学時間ではどのように過ごしていましたか?
- A
-
自転車通学なので、そこまで時間はかかりませんでしたが、大学時代に比べて運動する機会が減った分、自転車通学がいい気分転換になっていました。
- Q
- 医師国家試験直前期の過ごし方
- A
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なるべくペースを崩さずに淡々とやることが大事だと思います。あとはとにかく手を広げ過ぎないことが重要だったと思います。ほかの人の状況に踊らされないことも大事でしたね。
入会を迷っている後輩への
メッセージ
今は前向きな気持ちになれないと思いますが、予備校に通うと充足した気持ちで過ごせます。
自分自身でがんばることはもちろん大事ですが、それが上手く行かない時にサポートしてくれる環境があるというのはメンタル的に凄すごく安心できますよ。