《2025年度版》予備校メック流医学生のためのオススメ勉強法はコレだ!
「第35回:臨床実習中の勉強法&Post-CC OSCE対策伝授‼」
2025.05.16

医学生の皆さまこんにちは!
予備校メックラーニングインストラクター(以下L.I)「L.I Nisshy」です!
5~6年生の皆さま、日々の実習お疲れさまです!臨床実習はいかがですか?充実した日々を送っていますか?
充実感を感じつつも、中には日々実習に向き合うだけで精一杯になってしまい、ほかの学習まで手が回らずに不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
実習期間中はやりがいを感じながらも肉体的・精神的に疲弊するため、帰宅してから勉強する気力体力を保持するのはかなり大変だと思います。
ご安心いただきたいのが、医学生にとって必要な勉強とは“座学での知識修得だけではない”ということ。
皆さまご存じの通り近年の医師国家試験は臨床傾向にあり、臨床能力や実践的な知識を身につけられているか、を問う問題が年々増加しています。
つまり、患者さんとふれあいながら生きた知識を吸収できる臨床実習は、医師になるために必要な体験であることはもちろん、医師国家試験対策としてみても大いに役立つ学びの場となるわけです。
では、現場での経験を知識として定着させるにはどうしたら良いのでしょう?
そこで今月の「医学生のための勉強法」コラムは、臨床実習中の勉強法と、臨床実習終了後に実施されるPost-CC OSCE対策についてもご紹介していきます!
第35回:臨床実習中の勉強法&Post-CC OSCE対策伝授‼
臨床実習中の勉強法について一番参考になるのは「先輩方はどのように勉強していたか?」。
そこでL.I Nisshyが皆さんの先輩方に聞いてみました!

臨床実習中にはどのように勉強していましたか?

N・T 医師
実習中のすき間時間を活用していましたね。まわる科によっても多少変わりますが、割とすき間時間があるんです。例えば
・カンファレンス前
・診察前
・検査後の先生待ち
などでフリーな時間が発生することが多かったです。この時間を有効に活用してみてください。

なるほど、実習中のすき間時間を有効に使うことができれば実習で経験したことの知識定着が早くなりそうですね。
ほかに実習で後悔したことやおすすめの勉強方法などはありますか?

Y・T 医師
僕はもっと疾患の知識、手術なら解剖の知識をしっかりもったうえで実習に入っておけばよかったな、と後から思いました。そうすれば現場での体験が医師国家試験の勉強にもさらに活かせたと思います。皆さんはぜひ前もって知識を入れて実習に臨んでみてください!

R・S 医師
実習にも学習教材を持って行きましょう!
担当患者さんの疾患が掲載されたページをあらかじめチェックしておけば、すき間時間でスムーズに復習できます。 家で講座受講しながら書き込みをして覚えるよりも、実際に診療した具体例を頭に思い浮かべながら覚える方が、何倍も効率が良いと感じました。

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臨床実習中の勉強法 Check Point
① 疾患の確認
実習科目と合わせて、診察する患者さんの疾患について知識を増やしましょう!
実際に診察する患者さんの症状を確認して自分のイメージと擦り合わせていくことで、鑑別する際のポイントが見えてきます。
② 器具の知識を身につける
診療で使用する器具のきちんとした知識も実習でしか身につけられないものの一つ。実際に使用しているところをよく見て、視覚から覚えていきましょう!
器具の知識のある・なしは必修問題を解く上でも意外と大きく影響してきます。
器具については特に「ガイドライン14:基本的手技」の項目で出題されます。
実習時に器具の使い方や手順を見てきちんと覚えておくと、国試で1点or3点ゲットできる可能性が高くなります✨
③ 過去問演習をする
実習で担当した患者さんの症状を思い浮かべながら、医師国家試験過去問題を3~5年分を解いてみましょう。実際に診た症状が医師国家試験でどのように問われているのかを確認することで、知識定着に繋がります。
また、病態をイメージしながら学習していくと “暗記すべきところ” “理解すべきところ” のすみ分けができるようになるので、結果として問題を考えて解く力が身につき、新問にも強くなるはずです💪

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■ Post-CC OSCEとは?
Post-CCは「Post-Clinical Clerkship」の略語。「臨床実習後」を意味する「臨床実習後OSCE」のことです。
「Advanced OSCE」とも呼ぶ大学もあります。
正式名称は「臨床実習後客観的臨床能力試験」で、6年生の臨床実習終了後、7~10月(実施時期は大学ごとに異なります)に実施される実技試験です。
Post-CC OSCEは 4年生時のPre-CC OSCEの内容プラス “臨床推論・鑑別診断の知識・指導医への報告”が必要となります。
試験の詳細や仕組みなどはこちらからご確認ください。
公益社団法人 医療系大学間共用試験実施評価機構
■ Post-CC OSCEの出題
大学内に「ステーション」と呼ばれる部屋が複数設置され、ここを受験生が順番にまわって受験します。共通問題と大学独自の問題を合わせて計6課題が出題されます。
6課題の内訳
・共用試験実施評価機構(CATO)による共通問題:3課題
・大学独自の問題:3課題
共通問題の全体の流れ
【設定】患者が外来、または救急で来院
はじめに自己紹介をしましょう。
① 医療面接(7~8分)、身体診察(4~5分)を12分以内で行う
② 上級医へ報告を4分以内で行う
→ ①②を3症例ほど実施します。
■ Post-CC OSCE 対策
① 試験内容を把握する
まずは、共用試験実施評価機構の公式資料に目を通しましょう。OSCE用教材を利用して知識をまとめておくことも大切です。
② イメージトレーニングをする
イメージトレーニングは大切な対策です。試験本番で焦ってしまわないよう、当日の試験を想定して練習しておきましょう。
③ 友達同士で練習する
ご自身でのイメトレと併せてご友人と【面接⇒診察⇒報告】までの一連の流れを確認しておきましょう。
友達とシミュレーションすることで、自分では気づかない問題点に気づいてもらえるメリットがあります。お互いに指摘し合って精度を高めていきましょう。自信をもってできるようになるまで繰り返し練習することが重要です。

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